- 概要 -
土鍋は温まるのに時間がかかるが冷めるのにも時間がかかるのに対し、鍋は温まるのが早く、冷めるのも早いという違いがある。
- 詳しい解説 -
土鍋も鍋も料理を煮込むのに使われる調理器具だが、温まりやすさや冷めやすさなどに違いがある。
土鍋は、温まるのに時間がかかるものの、冷めるのにも時間がかかる調理器具である。そのため、調理には少し時間がかかるが、いつまでも温かい料理を食べることができる。また大昔は土鍋しかなかったということもあり、土鍋を使用して料理を作ると「風情がある」と感じる日本人が多い。
それに対して鍋というと、通常は金属製の鍋のことを指す。土鍋とは違い、温まるまでの時間が早いが、冷めるまでの時間も早いという特徴を持つ調理器具。これは熱を伝えるのは、土よりも金属の方が早いが、保温効果があるのは金属よりも土の方が高いためである。