濃度と密度の違いとは

濃度と密度の違い

濃度と密度の違い
                    

- 概要 -

濃度とは溶液の量と溶質の量を割ったもので表すことができ、密度とは物体の体積から物体の質量を割ると出てくるものという違いがある。

- 詳しい解説 -

濃度も密度も割合を示すものではあるが、その求め方や何を求めようとしているのかに違いがある。

濃度とは溶液の量と溶質の量を割ることで出てくるもの。ただし濃度には三つの種類が存在する。「モル濃度」「質量モル濃度」「質量パーセント濃度」この中でも最も多く使われているのが「モル濃度」である。また濃度とは、ある容器の中に対象となるものがどの程度濃いのかということを示す単位のことを指す。

それに対して密度とは、物体の体積から物体の質量を割ると出てくるものである。つまりある容器の中に対象としているものが何パーセント含まれているのかを出すときに使われる単位。