罷免と免職の違いとは

罷免と免職の違い

罷免と免職の違い
                    

- 概要 -

罷免とは公務員にのみ使われる言葉であり、その人の意志に関係なく辞めさせるときの言葉で、免職とは公務員以外の人であっても、その人の意志に関係なく辞めさせるときの言葉という違いがある。

- 詳しい解説 -

罷免も免職もあまりいい意味としては使われていないが、対象者が公務員か公務員ではないかという違いがある。

罷免とは、対象者が公務員の時のみに使われる言葉。例えば大臣などが重罪な法を犯した場合など、その上の身分の人が大臣に対して「罷免」と告げて、本人の意思に関係なくその職から退いてもらうこと。もちろん退職扱いではないので、罷免によって辞める場合には、退職金などは一切出ない。

それに対して免職とは、対象者が公務員以外であっても使うことのできる言葉。罷免と意味合いは似ているが、対象者が公務員だけではないので、犯すものが方だけではなく、会社にとって不利益なことをした場合なども免職扱いになることがある。