- 概要 -
広島風お好み焼きは生地を最初に焼く重ね焼きを採用しておりマヨネーズはあまり使わないが、関西風お好み焼きは生地も具も混ぜてから焼く混ぜ焼を採用しておりマヨネーズをかけるという違いがある。
- 詳しい解説 -
広島風お好み焼きも関西風お好み焼きも鉄板で焼くお好み焼きでありソースをかけて食べるものだが、焼き方やどうやって広まったのかなどに違いがある。
広島風お好み焼きは、最初に生地だけを焼き、その後キャベツなどの具材をのせて、最後に卵を焼いて乗せるという重ね焼きをする。またソースは甘めで、基本的にはマヨネーズはかけない。広島風お好み焼きは戦後の日本で屋台を始めた人が作り始めたという説がある。
それに対して関西風お好み焼きは、重ね焼きをせず、生地も具も全部混ぜてから焼くという、混ぜ焼のスタイルを取っている。ソースはおたふくソースを使い、マヨネーズをかけ、鰹節をかけてから食べる。関西風お好み焼きは下町で発展した料理で、初めは店で焼いたものを家に持って帰って食べていたが、いつの間にか各家庭で作るようになった。