- 概要 -
ポップスとは大衆音楽のことだが1980年代までは洋楽のことを指していた音楽で、ロックとは1950年代にアメリカで生まれた反骨精神を歌う音楽という違いがある。
- 詳しい解説 -
ポップスもロックも音楽の一ジャンルだが、どういう目的で作られた音楽なのかに違いがある。
ポップスとは大衆音楽のことを指す。だが1980年代まではポップスというと英米の洋楽のことを指しており、日本の大衆音楽はJ−POPと言われていた。基本的に日本のポップスは、音楽がメインではなく、あくまで歌がメインの曲がほとんどであり、誰もが簡単に歌える歌を曲にのせて伝えていた。
それに対してロックとは、1950年代にアメリカで生まれた音楽。敗退的なものや反骨精神を歌う音楽という位置づけである。またポップスのように歌がメインではなく、楽器での演奏も中心に考えられて作っているので、ある程度の技術がないと真似することができない。