ローマ教皇とローマ法王の違いとは

ローマ教皇とローマ法王の違い

ローマ教皇とローマ法王の違い
                    

- 概要 -

ローマ教皇とは1981年2月より正式名として使われるようになった言葉であるが、ローマ法王はそれ以前に使われていた言葉という違いがある。

- 詳しい解説 -

ローマ教皇もローマ法王もどちらも同じ人物を指すが、いつの時代に使われていた言葉なのかという違いがある。

ローマ教皇という言葉は、現在の正式名称。1981年2月にヨハネ・パウロ2世が来日した際に日本の司教団が正式に決めた。これは「教」という言葉が、人にものを教えるというところに繋がっていると判断したためである。

それに対してローマ法王とは、ローマ教皇という言葉が出始める前からあった言葉。現在はローマ教皇の方が正しい言葉であるとマスコミ各社にも伝えているが、依然として混同したまま使われているため、「ローマ法王」という言葉が消えずに残っている。